・・・それは、まったく唐突な話しでした。くま子がいきなり電話をかけてきてこう言いました。

「某出版社からUOのマンガを描いてみないかという話しがあるんだけど。」
「・・・はぁ?」

それがすべての始まりでした。

あまりにも突然だったので「ホンマかいな?」と、あんまり本気にしていませんでした。

半信半疑でしたが、とりあえず「UOのマンガ」らしきものとはどんな感じか?というわけで、クロッキー帳にエンピツで描いたのが上の絵です。

はっきり言って落書きです。このときはじめてうみゆりが掘り師としてのイメージで登場しています。
関係無いキャラとか描いているところにやる気のなさが出ていますが・・・。

でも、まさか四コママンガになるとは思いませんでした。
中学生のころにちょっと描いただけで、起承転結でまとめるのがとても難しくて投げ出していたからです。
それからずっとストーリーマンガばかり描いていて、四コマの技法などすっかり忘れていたのでした。

運命とはどう転がるものか、わからないものです・・・。

とにかく、まったくの無計画で「むらさきうにのUO漫画」はスタートしたのでした。
最初のイメージ