ふたつの最西端を巡る0泊2日の旅
2010年1月18日〜19日
2010年1月18日
21時00分 自宅発


例によってETC深夜割引を使用するため
夜の出発になった

今回は往路は高速道路
復路は途中まで一般道を使用して
最後の都市部を高速道路で飛び越える作戦

スタッドレスタイヤを履いているので
あまり飛ばすと磨耗してしまう

今回はきっちり80km/h付近をキープで
ゆっくり走る
23時23分 美東SA着
まだ疲れてはいないがトイレ休憩
飲み物を買いに売店をうろつく
へんなパンがあったので買ってみた
豚まんくん 240円


・・・いまひとつ豚まんチックじゃないのが
惜しいところだ


23時35分 発
わたしのデジカメでは
いつも夜中の走行写真は光の線だけ
写っている状態だが
今回はスタッドレスタイヤを履いているせいで
小刻みな車体の縦揺れが発生しているために
このような波状に写っている
車体がフラフラすると体力消耗も激しい

2010年1月19日
1時45分
金立SA 着


売店の入り口に「佐賀県に来た」と
実感できるストレートな看板発見・・・・
SAのスタンドで給油

走行距離 364.9km

26.0リットル給油
燃費14.07km/リットル

ゆっくり走っている割には燃費が悪いな
やはりスタッドレスタイヤが影響してるのか?


2時00分 発

夜の長崎道をひた走る
交通量は少なく
まっすぐの道なので走りやすい
佐世保みなとインターチェンジで
高速道路は終わり

ここから一般道で神崎鼻を目指す

広島を基点にすると
最西端は他の端っこよりは
比較的近い位置にある
・・が、そのためかえって
「いつでも行ける」という油断が生じて
結局一生行けなかったりするのが世の常だ
ここはきっちり最西端を押さえて
日本本土四極到達を成し遂げておきたい

・・・予想はしていたがかなり迷った
小さな漁村をぐるぐる周った末に
やっとそれらしき看板を発見
3時15分 
神崎鼻 駐車場 着

やっと着いた・・・

空には満天の星

明るくなるまでクルマの中で
仮眠をとろうとしたが
目を閉じての休憩に終わる
(寒くて眠れない)
駐車場の周りに民家があるので
エンジンかけっぱなしも気が引ける

6時のチャイムが村の放送施設から流れる
まだ陽が昇る気配もない

・・・・7時近くなってようやく空が白み始める

本土最西端ということは
本土で一番陽が昇るのが遅いということだ


午後7時には自宅に帰還したい
日の出の遅さはちょっと予定外だった

なかなか明るくならないので
あきらめて最西端のモニュメントを目指し
海岸に作られた道を歩いて行く

階段があるぞ
おっ!
もしかしてあれがそうだろうか?


明け始めた空をバックに
ヘンテコなカタチのモニュメントが・・・・
海側に向かって待望の9文字が刻まれていた
日本本土最西端の地
神崎鼻(こうざきばな)の碑

)
沖を漁船が横切っていく・・・
美しく明けていく
九十九島の海
ここもトッポちゃんと一緒に来ることができた
しあわせです・・・

7時30分 発
一般道で山口県まで戻るルートは
伊万里や唐津を通り福岡から
国道3号線で門司へ出て
関門トンネルで海峡を渡ることになる

今回の旅は思いつきで出かけたので
あまりプランを練っていない
そこで普段は現在地を知るための計器として
使用しているナビの指示に従ってみる

8時近くになってようやく陽が登り始めた


どんどん標高が上がっていく
国見峠を越えるルートらしい


前を走るプリウスが凍結を恐れて
だんだん低速走行になっていく
国見峠を越える
凍結はしていないが凍っていた跡はある
まわりのクルマは皆ノーマルタイヤらしく
前を走っていたほとんどのクルマが
路肩により道を譲ってくれた
スタッドレス履いたままでよかった
なんの憂いもなくスムーズに峠道を下りきった
途中
虹の松原の看板を発見したので
一応通ってみる

このような松のトンネルが延々と続く
夏だったら浜のほうにも行ってみたいものだ
9時05分
二丈パーキングエリア 着
ちょいと休憩
玄界灘が目の前に広がる


9時10分 発
・・・うちのナビは
「おまかせ」にすると必ず都市部の真ん中を
通りたがる
今回もじりじりと都市部に向かっている気が
するぞ・・・・

九州自動車道の下をどこまでも進む
福岡市内のど真ん中を
右へ行ったり左に行ったり・・・・
走り出したと思ったらすぐに信号待ち
40km/h以下でダラダラと走る

やっぱりこのナビは街が好きらしい

・・・バイパスとか通れば
あっさり抜けられたんじゃないか?


博多港が見える
あそこからハウステンボスまで
ビートルに乗って行ったことがあったなぁ・・・
ようやく福岡市内を抜けて
国道3号線に乗る


豚まんくんを食ってから
なにも食べていないのだが
真ん中の車線を走っていると
道端の店に入るタイミングを逃して
結局そのまま走り続ける・・・・
道端にレンガ造りの倉庫
門司は近い
門司港の風景が広がる

・・・と
ナビの指示に従っていると
なんと門司港のフェリーターミナルへ
着いてしまった

関門海峡をクルマで渡るのに
誰が今どき渡船を使うというのか・・・

港のロータリーでUターンして
ナビを無視して関門トンネルに向かう
12時30分
関門トンネル 着
通行料は100円
ン十年ぶりに関門トンネルを通った

暗くて狭い印象だったが
今は小奇麗になって照明も明るくなっていた
下関側の出口
本州に戻ってきた

さあナビ助!
ここからちゃんと働けよ!
響灘を左に見ながら北上
日差しがとても暖かい
看板に従って狭い山道を登っていく
頂上に看板発見
13時14分
毘沙ノ鼻 駐車場 着


クルマから降りた途端
柴犬に抱きつかれるという歓迎を受ける
「本州最後の夕陽が見える丘」

なるほどー
最西端をロマンチックに言い表すと
こうなるんだなぁ〜
「本州で一番日の出が遅い丘」では
サマにならない・・・
展望台に向かう

つばきの木の壁に挟まれた
細い道を進むと・・・
おっ
灯台?
・・・・と
思ったら観光用のオブジェでした
本州最西端の地
毘沙ノ鼻
展望台からの眺めは最高!

目の前の180度全体に広がる水平線


心地よい潮風・・・・
下関市が本州最西端の地到達証明書を
発行してくれるらしい
実はこの公園が本州最西端ではなく
南側にあるゴミの最終処分場の先が
本当の本州最西端らしい
石碑があるそうだが一般人が近づくことは
出来ない

本州最西端は実はゴミ捨て場だなんて
なんだか悲しい・・・・・
駐車場に戻る
ふと気づいた


・・・・これはもしかして
「軽」のつもりなのか?
くるまへんはどこにいった・・・・



13時38分 発
山口の道路は広くてきれいだ

総理大臣が何人も出た県は
これだけ違いが出るわけですよ・・・・
ここから先は都市部にかかるので
高速道路で一気にパスすることにした
16時02分下松SA 着

給油
走行距離450.6km
23.3リットル給油
燃費19.33km/リットル


またしても記録的な数値が・・・・
高速に乗らなかったら20km/リットルに
達していただろう

福岡市内のダラダラ走りは
意外と燃費に貢献したか?
ここで初めてまともな食事にありつく
皿うどん 780円


・・・・デカ過ぎますっ!!

16時34分 発
山陽自動車道を東へ
もうすぐ広島県だ
さすがに連続運転時間が長くなったので
疲れが出てきた
例によって眠くならずに
ナチュラルハイに近づいている
早く帰って寝ないと
函館の再来になってしまう

志和インターチェンジで高速を降りて
東広島市内へ
18時00分 
自宅近くの洗車場 着


あいかわらずの強行軍だったが
今回もがんばってくれました!!


これでドライブ旅行での
日本本土四極到達
成りました!!


我が相棒よ
ありがとう

ご苦労様でした

・・・ということで
旅の最後に洗車する



18時15分
自宅着


お土産は下松で買ったういろうでしたw
総走行距離 924.9km
使用燃料 ハイオク 約55リットル
予算 1万5000円 (道路通行料・燃料代を含む)