本州最南端へ 潮岬を目指す一泊二日の旅
自宅→イノブータンランドすさみ→潮岬灯台→潮岬神社→潮岬芝生公園(本州最南端)
→トルコ軍艦遭難慰霊碑→樫野崎灯台→串本海中公園→白浜 千畳敷→奇絶峡
→紀ノ川SA(車中泊)→自宅
2010年5月8日〜2010年5月9日
 
  2010年5月8日
6時10分 自宅 発


ひさしぶりの昼間走行だ
これまで予算の関係でETC夜間割引を利用して
長距離旅行をしてきたが
やはり景色が見えないとただの「移動」になって
つまらない
今回は土日のETC割引を利用して
十分景色を堪能したい

  今回の目的は本州最南端にたどり着くこと
後はその周りを適当に観光して
早めに帰宅する計画だ

目的さえクリアすれば後は気楽にフリーに
しておけば行動にゆとりができるだろう

また
4月にタイヤを交換した時
サイズを少し変えたので
その影響も観察したい
  6時16分
西条ICから山陽自動車道に乗る
  山陽自動車道を東進する

わたしは和歌山県に行くのは初めてだ
未知のゾーンに向かうので
道中でもワクワクする

広島の人間は
あまりマイカーで南紀に行かない
行く時はツアーなどを利用することが多い
距離的に同じくらいの九州には
マイカーででかけるのに
なぜ南紀には行かないのか・・・・

それには理由があるのだ
兵庫県に入る 

天気がいいので日当たりがよく
トッポのやたら広いフロントガラスのせいもあり
少し車内が暑くなってきた

今年初めての冷房を入れる

タイヤは
一般的な軽自動車サイズの155/55R-14から
純正指定サイズの160/60R-14に変更した
扁平率が変ったので振動や道路の継ぎ目から来る
衝撃が和らいで乗り心地はかなり良くなった
あとは燃費にどう出るか・・・・
8時26分
白鳥SAで休憩
売店でトッポ(お菓子)を買ったら
種無し梅の甘漬けをくれた
今から紀州に向かうという途上で
梅を頂くとは・・・・
うまかったけどね

8時36分 発
 さあ
いよいよ関西都市圏に入ってきた
  大阪府に入る 

・・・・そう
広島人がクルマで
紀州に行きたがらない理由は
関西という「壁」が立ちふさがっている
からなのだ

「関西は必ず渋滞する・・・・」
何度か吹田を通過した広島人は
このような刷り込みを受けるのであった

実際はそうでもないのだが・・・
万博公園の太陽の塔
いつもこのあたりで渋滞に引っかかるが
今回は珍しくスルーできた 
淀川を渡る 
モノレール・高速道路・一般道の
新旧3本の橋が寄り添って架かっている
  モノレールと併走する
都市高速らしくなってきた

ずっと片側三車線なので
ジャンクションの分かれ道に備えて
真ん中の車線を走る



岸和田IC通過
岸和田というとだんじりで有名で
すごく都会な印象なのだが・・・・

こんなにのどかなところなのか・・・?
和歌山県に入る 

みかんのマークが誇らしげだ
途中 10時41分
紀ノ川SAにて休憩と給油

走行距離378.2km
給油量 23.84リットル
燃費 15.86km/リットル

10時48分 発

高速道路の終点
南紀田辺ICで降りて一般道へ
串本町を目指すので
まずは白浜方面へ 


空が広い・・・

・・・そして
暑いっ!

さすが本州の南の端
半そで着て来て正解だった・・・・

去年は同じ時期に宗谷岬で
寒いっ!
・・・と
叫んでいたのになぁ〜・・・・


日本という国はホントに縦長です
海岸線に出た

太平洋だ


しかし
今日は風が強い・・・

海側の窓を開けていると
時々潮水が飛んでくる
12時37分
道の駅 イノブータンランドすさみ 着
 
友人からの情報があり
寄ってみたかった場所だ
湾の景色も美しい
ここで昼食を摂る予定だったが・・・

イノブータンというくらいだから
イノブタ料理でも食わしてくれるのかと
思ったのだが・・・

どうやらレストランなどの施設はないようだ

イノブタもいないし・・・

よく見るとイノブタの肉を販売しているようだが
どうも売り切れらしい・・・・

なんだかアテが外れたぞ

 
  仕方がないので
売店のさんま寿司を買って昼食にする


さんま寿司 370円
  12時52分 発
誰も前を走っていない海沿いの道を
快走する


うーん
気持ちいいねー

貸切状態だねぇ〜
 ・・・と 思ったら
前方に時速40kmキープの
引越し屋のトラックが出現!
一気にペースダウン・・・・

おかげで景色をゆっくり見せて頂きました
13時30分 

潮岬灯台 駐車場 着 

駐車代 200円

では 
歩いて潮岬灯台まで行ってみよう

あいかわらず
海からは強い風が吹き付けてくる
灯台近くに民家があった
岬の強風に耐えるために高い石垣で
守られている
石垣の向こうに入り口が見えてきたぞ
潮岬灯台

見学料 300円
  ご覧の通りあまり背丈は高くない
日本最古の灯台の一つで
建設が決まったのが慶応二年(1866年)
明治三年六月に完成
明治十一年に現在の姿になったそうだ

写真手前にある鉄骨は
ハーバーレーダーの塔

強風の中
帽子を飛ばされないように抑えながら
一番突端まで出てみる

海上交通の要衝だけあって
広がる水平線上に多くの船が行き交っている

   なんとも歴史を感じる入り口

上部には竣工プレートがはめ込まれている
入り口の左手には
資料展示室が設けられている
 大きな灯台のレンズが中央に鎮座

その他
潮岬灯台の歴史に関する資料が展示されている
では 
上まで登ってみよう

階段に一歩足をかけてその感触に驚いた
なんと石造りの階段だ

実は灯台全体が石造りで
一見木製に見えるのは壁面に板材が貼ってあるからだ

灯台というより
中世ヨーロッパの塔みたいな感じだ
  石造りの螺旋階段は意外と楽に登れた
が・・・
最後に鉄製のこんな階段が待っている 
階段というより ほぼハシゴ
デッキに出てみる
すごい強風で押し戻されそうだ

岩礁に波が白く砕け散っている
 
デッキは
人がぎりぎりすれ違うことができるほどの
幅しかない
灯台のデッキから見る
西側の半島の景色
緑に埋もれた神社の屋根
後で行ってみよう 
水平線はかすみ
潮騒と風の音だけがひたすら続いている
 ・・・例のほぼ垂直階段は
登るより降りるのが大変だった
潜水艦に乗り込む気分だ
螺旋階段を降りる途中に小窓があった 
潮岬灯台の脇に
先ほどの神社に向かう小道ある
歩いて5分ほどで潮岬神社に到着

とても古い神社で
スクナビコノミコトが祭られているらしい
潮岬神社を出て階段を降りたところにある池
水が緑色で覗き込んでもなにも見えないが
時々「ゴボッ!」という音がする
なにかいるらしいが見えないのが不気味だ 
駐車場に戻ると料金所のおじさんの車の下で
ネコがマグロのフレークのようなものを
むさぼり食っていた

14時05分
駐車場 発
14時16分
潮岬芝生公園 駐車場 着

潮岬観光タワーが聳え立つ

・・・が
観光客の姿は無し・・・

この寂しさは
納沙布岬の平和の塔を思い出す
 観光タワーの前には
芝生の原っぱが広がっている
 その奥に
コンクリート作りの建物が見える
そこに本州最南端と書かれた石碑がある
だが残念なことにこの石碑
文字は彫り込みではなくペンキで書いたもので
なんとなく安っぽい感じがする・・・ 
建物の先に
最南端のクレ崎を眺めることのできるテラスが
あった
 ・・・だれ?

と、後で調べたら
下村 宏という
歌人で官僚で新聞経営者で拓殖大学の学長で
政治家という多彩なお方の像らしい

傍に彼の句碑が建てられている
 ここがホントの本州最南端であるクレ崎だ
よく見ると釣りをしている人がいる
行こうと思えば行けないこともないらしい
でも
風が強いし危なそうなのでやめておこう・・・ 
どこの端っこでも
訪問証明書というものが売られているらしい

・・・が
宗谷岬では早朝のためお店が開いていなかったし
神崎鼻ではそれらしきものが見つからなかった
佐多岬では同行者がいたのでなんとなくスルー

せっかくだから今回は買ってみよう

 
本州最南端訪問証明書 200円

文章の最後が方言でくくられていたりして
なかなかそれらしい気の利いた証明書だ


日付は空欄になっていて自分で書き込む
 しばらく芝生の公園を散歩する

芝生の小山の上から
子供たちが芝生の上をゴロゴロと
転がり降りて遊んでいる
すると
先ほどの施設から少し離れたところに
もう一つ
本州最南端の石碑を発見した

おお
こっちのほうが立派!
やっと到達した証にふさわしい
モニュメントに出会えた 
  14時40分 発 

紀伊大島へ向かう



くしもと大橋が見えてきた

橋というよりえん堤のようなものが
島に向かって伸びているぞ・・・
えん堤の上をまっすぐ島に向かうと・・・ 
島の手前でループになって・・・ 
登りきると
その先に橋が架かっている

ややこしい構造だ
端っこの岬には必ずあるもの

最○端のモニュメント

風力発電塔

そしてもうひとつ
自衛隊のレーダーサイト

やはりここにもありました・・・
14時56分
樫野崎駐車場 着
樫野崎灯台やトルコ記念館には
クルマで直接入れないので駐車場から
歩いて向かうことになる
 トルコ記念館
イスラム寺院のような美しい建物だ


1890年
オスマン・トルコ帝国の軍艦
エルトゥールル号が熊野灘で遭難した際

地元の住民らが救助活動と献身的な看護を行い
69名の命が救われた
日本人はほとんど知らないはなしだが
トルコの人は今でもこのことに
感謝の気持ちを持ち続け恩義を感じてくれている
惨事ではあるが
のちの日土友好の架け橋とも言える
おおおー!
のび〜るアイスクリーム!
トルコ人の店とわざわざ書いてあるところが
素敵だっ!! 

後で行ってみよう
 トルコ軍艦遭難慰霊碑
エルトゥールル号の遭難では
587名もの人命が失われた

このエルトゥールル号遭難事件には
有名な「後日談」がある

1985年のイラン・イラク戦争の際
イラン国内に日本人215名が取り残され
脱出不能になってしまった
当時自衛隊は海外派遣など出来ない時代
民間航空会社も危険なので飛行を拒否
そんなときトルコ政府が
「エルトゥールル号事件の恩返し」として
戦火の中トルコ航空機を派遣
日本人全員を救出してくれたのだ

当時でも100年近く前のはなしなのに
現代でも恩義を感じてくれるなんて
なんともありがたいはなしではないか・・・
   もっと小さな石碑が建っているだけかと
思っていたが
とても立派な記念碑が建っていて
ちょっと感動した・・・・

エルトゥールル号のものがたりは
わたしたち日本人もしっかり覚えておくべきだと
思う・・・・
樫野崎灯台

高台に建っているので
潮岬灯台よりさらに背が低い

なんともかわいらしい姿だ

こちらも明治三年に完成
日本初の石造り&回転式灯台だそうだ
灯台の横に設置された螺旋階段で
デッキに上がることが出来る 
 デッキからの眺望

熊野灘が一望できる

一層風が強くなってきた

風の吹き方が襟裳岬で体験したのと同じ
ひゅーーーーーーーーーっと
絶え間なく吹きっぱなしの状態になってきた

寒くないのが唯一の救いか?
しかし絶景だ
フェンスにしがみついてでも眺めていたい


 
 ・・・では
トルコ人の店に行ってみよう

お店の中はきれいな食器類や

手作りの絨毯がたくさん並んでいる
その一角でトルコ風アイスクリームの
販売ショーが始まっていた 

粘り気の強いアイスを利用して
コーンに載せたアイスを手にした棒で
くっつけて客の手から奪い取ったりする
パフォーマンスを見せてくれる
これがトルコ人の店のアイスクリームだ 
大人400円 
 子供300円
今日はお客さんが少ないから・・・と
山盛りにしてくれた
駐車場に帰る途中
民家の軒先で見つけた手作り看板


すてたらあかんかもめ!

15時39分
駐車場 発
さて
もう少し時間があるので
恒例の水族館見物と行こう

串本の海は
暖流の影響で熱帯・亜熱帯の海洋生物を
見ることができる
また
世界最北のテーブルサンゴの群生地らしい
15時55分
串本海中公園 着


水族館と海中遊覧船と海中展望塔をあわせて
見物できる施設だ

この日は海が荒れていたので
海中遊覧船は欠航していた
どんな海洋生物がいるのかなー

・・・と
最初に目に飛び込んできたのは
ガラス掃除をしているダイバーだった・・・・
巨大な ふぐ!!
手前に置いた入場券と比べると
80cmを越えてるんじゃないかな・・・
見事なトゲっぷりのがんがぜ
 のたうってるウツボ〜
クエ! 
こちらはウミガメのプール
200円でエサを買い与えることが出来る
ただしウミガメは噛む力がとても強いので
決して手を出してはいけない
ここで携帯を落とすとカメにかじられて
一撃で破壊されるらしい
 トンネル型の水槽をくぐっていく
前を歩いているおばさんが
「こんな感じてペンギンが泳いでいた・・」と
話している
旭山動物園に行ったんだなw
トンネル水槽を抜け
お土産物コーナーを過ぎると
海中展望塔に続く道が見えてくる


写真左側の青いテントのところから
海中遊覧船「ステラマリス」が発着する

・・・・あいかわらず風が強い
 強風に耐えながら海中展望塔へ向かう
こちらが海中展望塔

竜串の海中展望塔に負けず劣らず
こちらも昭和チックなスタイルだ

1971年完成
 螺旋階段を降りていくと・・・
こんな感じで海中を覗き込める窓が
並んでいる 
 強風で海が荒れているので
魚も寄ってこないんじゃないかと思ったが
いろんな種類のカラフルな魚たちが
いっぱい泳ぎ回っていた
ほらほら
テーブルサンゴとかも見えるし
 ニモもいたりして・・・
 どちらが観察されてるんだか
わからないくらいの賑わいだ

流し目で魚に見つめられたのは
初めてかも・・・
海中展望塔を出て岸に向かう
海岸はこんな感じで岩だらけだ

16時27分 発


そろそろ温泉にでも入って
車中泊する場所を決めるかな・・・


友人が「大台ケ原から望む朝日がすばらしい」との
情報を寄せてくれたのでナビで検索したが
メチャ遠かったので断念・・・・

来た道を帰りながら
適当な場所を探すことにする
17時20分
道の駅 椿の湯 着

温泉がメインの道の駅だが
先日オープンしたばかりらしく
親子連れや仕事帰りの人たちで
ごったがえしていたのでパスすることにした

17時35分 発
 

・・・ああ
温泉といえば南紀には
有名な白浜温泉があるじゃないか
外湯を探しながら
ついでに観光もしてしまおう
17時55分
白浜 千畳敷 着 


大きな平たい岩が広がっていて
たくさんのカップルや親子連れで賑わっている

なるほど千畳くらいはありそうだな・・・
ここは夕景の名所でもあるのだ

ゆっくりと水平線に沈み行く夕陽を楽しむ

18時22分 発
・・・もうひとつ
白浜には夕景で有名な場所がある
その景色を見ようと道端には多くのクルマが
停まっている 


ロマンチックなその瞬間を待っている客は
99%カップルという
鬱陶しい
 ・・・微笑ましい雰囲気だ
夕景の名勝 円月島

観光案内や宿の案内を見ると
必ず写真が掲載されている
南紀白浜のシンボル的存在だ

丸く開いた穴のところにちょうど夕陽がかかる
ポイントをカメラマンたちは狙っている
 ・・・さて
もうそろそろ宿営地を決めなければ
日が暮れてしまう


近くに
道の駅 紀州備長炭記念公園というところが
あるらしいのでそこを目指すことにした

途中
気になる案内標識を発見
「奇絶峡」という場所があるらしい
なんというヘンテコな名前

ちょうど通り道だし
これはぜひ行って見なければ・・・・
   19時20分
奇絶峡 駐車場 着


そのぶっとんだ名前から
いったいどんなところなんだ・・・と
期待したが・・・・

大きな岩がゴロゴロしている
渓谷だった・・・

しまった
残念ながらこんな風景は
地元の中国地方では珍しくない
少なくとも
日暮れ時に観に来るところではなかった・・・・

19時25分 発 
とうとうあたりは真っ暗になってしまった
ナビに従い闇の峠道をひた走る
道の駅 紀州備長炭記念公園に
着いたもののすでに閉まっていた
しかも駐車場は満車
しかたないので次に近い
道の駅 みなべうめ振興館を目指す
・・・・が
ここから30km以上もある
しかもずっと真っ暗な峠道だ
ヘッドライトをハイビームにしないと全く先が
見えない・・・・
しかもかなりトリッキーなワインディングロード
・・・なんだか血が騒ぎ始めた
・・・いやいやいや!
別に峠を攻めに来たわけじゃないぞ!
一時間近く峠道を走り続け
ナビが目的地のみなべうめ振興館に到着を
告げたが・・・・・
見つからない!!
道の駅はどこだー!!


 
結局なんだか疲れてしまい
おとなしく阪和道まで出て
SAで一泊することにした・・・・

すさみICから阪和道へ


21時00分
紀ノ川SA 着 


結局温泉も入れなかったし
空腹だし
疲れたし・・・・
でもガッツリ飯を食う元気もなく
和歌山ラーメンをボソボソと食う・・・

和歌山ラーメン 600円
  売店で買った
熊野サイダーうめみかん 250円
ヤタガラスがサイダー持ってるよ・・・
・・・そういえば
地酒でも買っていっぱいやって
気持ちよく寝ようと
思ってたんだよなぁ・・・・


これ飲んでもう寝よう・・・
  今回
車中泊用に新しく導入した新兵器
いわゆる袖つき毛布だ
テレビショッピングなどでも
2枚で7000円くらいで売っているが
近所のショッピングセンターで
一枚1980円で手に入れた
フリース地で部屋で使うととても暖かい

シュラフでは暑いが
綿毛布では寒い・・・みたいな時とか
寝台を設けず
運転席で仮眠するときなどに
使えるのではないかと持ってきたのだ


結果は大正解
ひさしぶりの車中泊で安眠することができた


 
2010年5月9日

5時15分 起床
ひさしぶりに今日の車窓


紀州と言えど
まだ5月上旬
少し肌寒い


空はどんよりと曇っている
紀ノ川ICのガソリンスタンドは
24時間営業ではなく
午前7時にならないと開かないらしい
ギリギリ次のSAまでの燃料はあるのだが
後はもう帰るだけなので
ゆっくりと朝食を摂って待つことにした

7時前
スタンドオープン 
給油
走行距離393.8km
給油量 20.86リットル
燃費 18.87km/リットル

峠道を爆走した割には
ずいぶん良好な燃費が出た

ハイオクがリッター150円だったので
ケチってレギュラーを入れた
和歌山のあちこちで見かけるヤタガラス
むかしは神話マニアくらいしか知らなかったが
今では日本サッカー協会のシンボルとして
とても有名になった

7時02分 発
さあ
混雑する前に関西圏を突破しなければ!

この期に及んでも
関西の渋滞が怖い広島人であった・・・・
いつものごとく
いいペースで走っているトラックを「アニキ」にして
ひたすらついて行く
「アニキどこまでも着いていきますぜ走法」で

着実に距離を稼ぐ

今回出遭った頼れるアニキ

「エアフォースのアニキ」

残念ながら大阪市内で高速を降りて行かれた
 
もう
休憩する気もない

距離的には舞鶴から自宅に帰るくらいなので
一気に自宅まで帰ることにする
山陽道に乗ると「帰り道」の実感が湧いてくる
ひたすら走り続け
見慣れた風景の中へと戻っていく・・・

自宅近くのホームセンターユーホーにて給油 
走行距離375.8km
給油量21.51リットル
燃費 17.47km/リットル

高速道路走行でレギュラーガソリン使用にしては
いい燃費だ

今回もトッポちゃんご苦労様・・・
ということで洗車して家路に着く
11時36分
自宅 着


今回のおみやげ
本土最南端訪問証明書
紀州 梅しぐれ
梅干しキューピー
生まぐろキューピー


結果的にまた弾丸ツアーになってしまった


広島人が食べず嫌いの南紀の魅力を知ることが
できたので
今度は友人達とゆっくり時間をかけて
行ってみたいものだ


おわり
総走行距離 1147.8km
使用燃料 66.21リットル
総合燃費 17.33km/リットル
予算 約3万円 (道路通行料・燃料代含む)
今回の旅のBGM 「1/6夢旅人2002」 樋口了一