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2009年3月31日
0時15分
自宅を出発
近所のコンビニで買い物と準備
いつものドライブチップスであるジャイアントコーンを
買いそびれてしまったので代用品として
バターしょうゆ味のポップコーンを買う
ナビの目的地を佐田岬に設定
ちなみに間違えて「佐多岬」に設定すると鹿児島に行ってしまうw
ETCカードのセットと身支度を済ましていざ出発!
0時30分
出発 |
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五日市インターチェンジから
山陽自動車道に乗る
今回は四国のメジャーな3つの岬
佐田岬(四国最西端)、足摺岬(四国最南端)と
室戸岬に加えて、マイナーだが四国最東端の
蒲生田岬(ガモウダともカモダとも読むらしい)にも
行ってみようと思う
目標は4岬の灯台を撮影すること
ちなみに最北端は竹居岬というところだが
情報によると灯台がないらしいのでパスすることに
した
他に寄り道したいところがいくつかある |
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しまなみ海道に入る
風光明媚で知られるこの道も夜中に通ると
・・・なんにも見えない
ただの70km/hの速度規制がついた
対面通行の高速道路が延々と続くだけw
そのためか、だーれも走っていない
しかし、料金を考えるとETCの深夜割引で片道1900円で
海を渡れるのだから贅沢は言えない
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途中
1時26分
八幡パーキングエリアで休憩
1時31分発
3時28分
内子に近いパーキングエリアに到着
さすがに眠くなってきたのでここで仮眠を取ることにした
改良した車中泊セットを展開
・・・おお、なかなか寝心地がいいぞ!
これなら熟睡できそうだ
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6時30分 起床
・・・・寒い
やけに寒い!!
クルマを降りてまわりを見てみると
かなり標高の高いところらしい
仮眠するときは標高差にも気をつけるべきなんだな・・・
ちょっと風邪ぎみになってしまった
歯磨き・洗面を済ませ
6時40分 発
松山自動車道を大洲インターチェンジで降りて
国道197号線を西に向かう
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夜の明けた四国の道はどこまでも
桜の花で彩られていた
いい季節にやってきたようだ
片側一車線でのんびりと流れる四国の道も
これなら退屈しない
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7時04分
セルフスタンドにて給油
23.78リットル 給油
燃費 13.67km/リットル
7時10分 発
天気はどんよりと曇っていて時々小雨がぱらついている |
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かつて父と周防大島にバイクでツーリングに行った時
どこまでも続く桜のトンネルを抜けていった
それはとても幻想的でこの先あんな景色は
一生見られないだろうと思っていたが
この旅は図らずもその再現になった
これから目指す佐田岬も
かつて父とともにバイクツーリングで行った思い出の場所だ |
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遠くの山肌もところどころ桜色に染まっている
四国の道は車間を開けてのんびり走れるので好きだ
人間のセコさは人口密度に比例する
大きな都市では運転するのはストレスとの戦いだ
ドライブを楽しみたいのなら
人口密度の少ないほうへ少ないほうへと向かうべきだと思う
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7時45分 展望台着
ここもツーリングの思い出の地だ
目を引く建造物だが、いつ来ても誰もいない
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この展望台は佐田岬半島のちょうど中間点にある
7時50分 発 |
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佐田岬メロディーラインをひたすら西へ向かう
雨模様になってきた
日差しもなく気温も上がらない
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風力発電の大きなプロペラが立ち並んでいる
前に来た時よりかなり数が増えている
風力発電塔はむかしは実験的な施設で
どちらかというと観光向けだったのだが
今ではエコの一環として注目されるようになり
その数を劇的に増やしているようだ
その代わり全国的に増えているので
観光資源としての珍しさは逆に薄まってしまった
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岬まであと10kmというところで道が狭くなる
離合できないほどではないが実にトリッキーな道だ
道幅の広い下り坂の一番下がいきなりボトルネックとか
広い高速コーナーの出口がいきなりボトルネックとか
高低差のあるY字合流とか・・・
運転の基本を試されているかのような道が続く
バイクで走ると「道が狭かった」という印象がないことが多い
バイクで楽々行けた場所がクルマでもそうだとは限らないと
いうことだな・・・・・
8時37分 佐田岬 駐車場 着 |
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風が冷たいし小雨が降っている
平日だから当たり前だがほとんど誰もいない |
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さて
目的の灯台撮影だが・・・
近くまで歩いていこうと思い案内板を見ると
灯台まで1.8kmも歩かなければならないようだ
「・・・・寒いしぃぃ〜
雨も降ってるしぃぃ〜・・」
(「ハウルの動く城」のカルシファー風に) |
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そういうわけで遠距離撮影
佐田岬灯台
・・・最初からちょっとインチキだが、まあ許せw
8時40分 発 |
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岬めぐりの弱点は元来た道を戻らなければならないことだ
風力発電塔の林立の下を抜けて東へと向かう |
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9時32分
道の駅 伊方きらら館 着
半島の山肌もピンクの化粧をしている
花見ドライブになったなぁ〜
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海の見える窓
実はトイレですw |
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建物屋上の展望台に登る
北側には伊方原子力発電所が見える
二酸化炭素を出さないのがウリの原発だが
もっと厄介な放射性廃棄物は出るw
しかし代替がない以上
この危険な放射性湯沸かし機に頼るしかないのも
現実だな・・・ |
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西側は駐車場
トッポちゃんも休憩中だw
まっすぐの道は東西に伸びる佐田岬メロディーライン
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建物の二階は伊方町の民族資料館になっている
戦前の頃のものが多く、古民具に混じって
鉄兜や軍服もあった |
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その一角に気になるものが・・・
航空機用の木製プロペラだ
解説によると大正14年(1925)伊予灘の亀浦沖に不時着した
水上飛行機のプロペラで伊方小学校の学校文化財として
長い間保存されていたものらしい
見たところ軍用機のもののようだ
この後
一階のお土産物コーナーで
「うにまんじゅう」なるものを買う・・・ |
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さあ
旅に出たらうまいもの探しだ
駐車場にあるじゃこ天の販売ブース
揚げるのが間に合わないくらいたいへんな人気で
観光客のみならず
地元の人がひとりで40枚も買っていた
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わたしもさっそく買ってみた
じゃこ天 一個100円
これはおいしい!
やわらかくて香りもいい
スーパーで売ってるじゃこ天とは比べ物にならない |
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じゃこカツ 一個100円
こちらはじゃこ天をトンカツ風に衣をつけて揚げたもの
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これがまた衣のシャキっとした食感と
中のじゃこ天のふんわり感が絶妙で実にうまい!
大金を払わなくても200円でうまいものは食えるw
ナビの目的地を足摺岬に設定
9時56分 発 |
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国道56号線に乗る
天気はあいかわらずどんよりだが
道端の桜の美しさが天気の憂鬱を吹き飛ばしてくれる |
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宇和島の海岸を行く
このあたりの湾では真珠の養殖が盛んだ
広島の牡蠣イカダとは違う形のイカダがたくさん浮いている |
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12時02分 駐車場 着
この素っ気無い建物が今回の旅の寄り道ポイントであり
「密かな第一目標」でもあった |
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・・・育毛剤の工場ではない
ここは紫電改展示館
旧海軍の戦闘機 紫電二一型
通称「紫電改」の実機が展示されている施設だ
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海軍局地戦闘機 紫電二一型
通称「紫電改」
原型は水上戦闘機「強風」から発展した陸上戦闘機「紫電」だ
中翼(胴体の真ん中あたりに翼がついいる)のため視界が悪く
主脚の折損事故が多発していた「紫電」を
低翼(胴体の下のあたりに翼がついている)に再設計
数々の新技術を取り入れた改良型の「紫電」は
発注した海軍も驚くほどの高性能を発揮
「紫電改」の愛称で大戦末期の期待の星として最後まで
戦い抜いた
特に腕利きパイロットを集めた精鋭部隊
「松山三四三空 (通称 剣部隊)」の呉上空での活躍は有名だ
現在ではゼロ戦に次ぐ人気の海軍戦闘機となっている |
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この機体は1979年に久良湾の海底で発見され
1980年7月に引き揚げられた
1945年7月24日に豊後水道上空で交戦した
剣部隊の未帰還機6機の内の1機とみられているようだ
現在日本国内で現存する唯一の実機として
ここ愛南町の南レク城辺公園に展示・保存されている
プロペラは着水時の衝撃で無残に曲がっている
最高時速は590km/hといわれているが
終戦後のアメリカ軍が行ったテストでは
700km/h以上を記録している
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局地戦闘機とは
遠くへ飛んでいけない代わりに上昇力や運動性能を強化
重武装を施して迎撃戦闘機として性能特化した機体を言う
紫電改の場合はその高性能ゆえに局地戦闘機に留まらず
改装して艦上戦闘機(空母に積む戦闘機)としての
活躍も期待されていた
尾翼は腐食が激しく破損しないように
ネットをかけて保護し引き上げたと館内の資料にあった
そのずんぐりとした機体の形状からコンパクトな印象があるが
実際に見てみるとゼロ戦などより胴体が太い分
意外と大きく見えることに驚く
憧れの機体が目の前にある
感無量だ・・・・ |
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特徴的な涙滴型の風防や
自動空戦フラップなど当時としてはかなり進んだ設計だった
展示機体の周りには本機からとりはずされた部品が展示されている
この最優秀戦闘機を作ったのは戦闘機の老舗である
三菱重工業でも中島飛行機でもなく
大型飛行艇を得意とする川西航空機だったというところも面白い
20mm機関砲4門の重武装は強力だったが一方で砲弾が
誤って砲内で炸裂する筒内爆発事故が多発した
エースパイロットだった菅野 直大尉も紫電改で戦闘中に
筒内爆発事故に遭遇し未帰還(実質上の戦死)となっている
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エンジンの横から出ているのは
排気ガスの流れを推進力に換えるという発想から生まれた
ロケット排気管
実はこの時代の静態保存(動作しない機体)の単発戦闘機で
エンジンを積んだままの展示は珍しい
機体の劣化が進みエンジンの重量で
機体がつぶれてしまうのを防ぐため
エンジンは降ろして別に展示され
機体についているエンジンは軽量なダミーであることが多い
この機体はエンジンを鋼製の台座で下から支えて
展示してある
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太平洋戦争中期
2000馬力級エンジンとして期待された「誉」エンジンだが
その実態は今で言うレーシングチューンに近いもので
大量生産でその性能を維持するには
良質の材料と高度な加工精度
そして高オクタンの燃料が必要だった
最初は比較的良質なエンジンが製造されていたが
大戦末期の日本では必要条件をなにひとつ確保できず
紫電改が登場した頃にはかなり品質が悪化していた
次第に高オクタンの燃料も欠乏していく
ハイオク仕様のクルマにレギュラーを入れるとどうなるか
想像して頂くとわかりやすいと思う
その結果「誉」エンジンはオイル漏れ・異常振動などの
トラブルが多発してまともに飛べない新鋭機を
多数生み出してしまう結果になった
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・・・などと紫電改のうんちくを語りだすと止まらないので
このくらいにしておこうw
かつての名機が翼を休めるこの場所も桜が咲き乱れて
春の色彩を放っている
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紫電改展示館から高い塔が見える
宇和島展望タワーだ
あの高さだとかなり眺めがいいだろうなぁ・・・
天気がよければ登ってみたかった
12時30分 発 |
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国道56号線を南下する
雨が時折激しくなる
四国に来るといつも雨に遭う
バイクで旅していた頃は大変だったが
雨風も平気で旅できるのでクルマの有難さを感じる |
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軽く眠気がさしてきたので
ドライブチップスに買ったポップコーンを食べてみるが
やはり歯ごたえがないため
眠気覚ましには物足りない
海沿いの道から目を引く建造物がチラリと見える
あれが次の寄り道ポイントだ |
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14時02分 竜串駐車場 着
ここ竜串は化石漣痕という奇岩の景勝地としても知られている
雨が強くなってきた
傘を差して目的の足摺海底館に徒歩で向かう
子供の頃、家族でこのあたりに海水浴キャンプに来たことがある
その時わたしは海中館に行きたいと言ったのだが却下され
結局グラスボートに乗って船酔いでフラフラになった記憶がある
今こそこの足で行ってみよう! |
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奇岩の続く道を歩いていくと
遠くに特徴的な建造物が見えてきた
あれが足摺海底館だ
おお、むかしパンフレットで見たまんまだよw |
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向かいの半島部は「見残し」と呼ばれている
なにをどう見残したのやら・・・? |
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・・・その由来のわかる石碑があった
以下碑文のとおり
「修行僧「空海」は室戸崎の修行を終え、
足摺岬を訪れた際、
奇岩奇勝たる名勝を見残したことにより、
後世の人々が「見残し」と名付け
呼ぶようになった」
・・・つまり
あの弘法大師はこの景色を見逃した・・・
ということなのか?
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大きな足型が彫り付けてある
ここに立って見ろということらしい |
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この景色を見残したということか・・
「弘法も観光の誤り」とでもいうべきか・・・ |
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徒歩15分ほど
海中展望塔 足摺海底館に到着
なんとも万博チックな昭和の近未来的デザインだw
こういうの好きだなぁ〜
昭和47年オープンだそうだ |
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長い橋を渡り入り口へ
橋の下も奇岩群が横たわっている
入場料 900円
もちろんこんな時期に来るひとはいないので
お客はわたしだけだ |
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長い螺旋階段をぐるぐると下りていく
・・・あああ
目が回る めがまわる・・・ |
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海底までは意外と遠かった
・・・いや、深かったというべきか? |
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tやっと海底に到着
丸い窓から天然のお魚さんたちを覗き込む
この日の海は荒れ気味で雨も降っていたので
少し海水が濁って見える
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こういう天候だと魚もいないんじゃないかと思ったが
結構いっぱい泳いでいた
黒潮に乗って熱帯の魚もやってくるので
ちょっとした水族館だ |
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・・・と
窓のむこうからこちらを凝視する影あり・・・
ハリセンボンだ
近づいても逃げない
・・・むしろさらに近寄ってきたw |
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こんなかわいい被写体を見逃す手はない
なんとかアップで撮ろうとするが・・・なかなかうまく撮れない
使い慣れたデジカメが前回の「無謀な旅」の後で壊れてしまい
今回は新しいカメラなので勝手がよくわからない
くそー!
意地でも撮ってやるぞ!!
あっちをいじり、こっちをよじってシャッターを押す
夢中で撮っているとなんだかふぐの口元が
井上和香に見えてきたw |
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そしてベストショットがこれw
なにか言いたげでございましょ? |
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井上和香の撮影会も終わり
長い螺旋階段をよじ登ると展望台になっていた
見残しが一望できる |
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海底館から元の道を戻っていく
奇岩にはそれぞれ名前がついているようだ
こちらは「くじらの昼寝」 |
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これは「千の腰かけ」
ここに千人腰かけられるか誰か実験して欲しいw |
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こちらは「夫婦岩」
並んだ岩のネーミングの定番だw
縁起物みたいなものだろう |
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駐車場のそばの施設で土産物を物色する
「うにのり」!!
「うにほたて」!!
このありがち、かつ無理矢理な取り合わせは
なんなんだw
でも
なんとなくうまそうなので「うにのり」を買ってみる・・・
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もう三時に近かったが遅い昼食を摂ることにする
なんにしようかな?
「足摺マグロ丼」も気になるが
ここは軽く済ませておこう |
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青のりじゃこ天うどん 600円
これがまたうまかった
青のり風味のじゃこ天も香ばしく
またプリップリの生わかめがとても良い香りと食感でたまらん!
15時 駐車場 発
一路 足摺岬へ |
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足摺スカイラインのワインディングロードを駆け抜ける
路面はウエットだがグリップはまずまずだ
もともと一般道を快適に走れるようにいじってある
トッポちゃんなので峠道はお手のものw
むしろまっすぐな高速道路は苦手だ
なんたって軽ですから・・・
15時40分
足摺岬駐車場 着
雨は一時的にあがっている
風がなんだか生温い感じだ
最南端に来た実感がある |
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遊歩道の入り口にはジョン(中村)万次郎の像
太平洋側を向いている
桂浜にはたしか坂本竜馬が・・・ |
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岬の風で斜めに育った木のトンネルを抜けて灯台に向かう
じっとりと梅雨のような湿度を感じる |
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打ち寄せる太平洋の波
潮風の匂いが違う・・・
黒潮の香りというやつだろうか・・・ |
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足摺岬灯台
q荒波の岬に立つ灯台としてはなんともお上品な感じだ
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しばし太平洋の風を感じて立ち止まる
日常と違う空気を肺胞いっぱいに吸い込み
日常で濁った空気を思いっきりはき出す
ナビの目的地を室戸岬に設定して
16時10分 駐車場発 |
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途中 16時33分
土佐清水市
下ノ加江 スタンドにて給油
走行距離 345.2km
20.5リットル給油
燃費 16.84km/リットル
16時36分 発
室戸への道は遠い
ここは途中で休憩して英気を養い
一気に室戸付近まで行って寝てしまおう |
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17時50分
道の駅 あぐり窪川 着
車中泊セットを展開
仮眠することにする
四国は八十八ケ所めぐりのために
車中泊をするひとが多い
となりのクルマも車中泊のお遍路さんだった
環境が良ければここで一泊するつもりだったが
道の駅の建物が工事中の上、道路が近すぎてうるさい
それでも疲れているので3時間ほど爆睡する・・・
21時 起床
21時15分 発 |
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国道56号線から国道33号線を経て
国道55号線へ・・・
夜の高知県を横断する
端から端までの移動なので
やはりなかなか到着しない
高知県は制限速度厳守のクルマが多く
そんなところでひとりで飛ばすわけにもいかない
旅先では現地民の運転に合わせないとイタイ目を見る
ゆっくり走れば燃費も伸びるしw
2009年4月1日
0時10分
ようやく道の駅 キラメッセ室戸 着
室戸岬まであと13kmほどの距離だ |
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途中
コンビニで買った助六寿司を遅い夕食にする
ドライブ中はあんまり腹が減らないが
食わないと体力が持たない
弁当を買ったついでに
ドライブチップスとして物足りないポップコーンの代わりに
かりんとうを買ってみた
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車中泊セットを展開
寝転ぶとフロントガラス越しには満天の星空
静かな潮騒の音・・・・・
眠りにつくには最高のシチュエーションだ
たぶん1時頃
気持ちよく就寝・・・・・ |
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2日目へ |
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