1日目 2014.08.12〜2014.8.13
 広島→通潤橋→高千穂峡→高千穂神社→天岩戸神社→星雲橋→熊本市内
 
  2014年8月12日

22:50
自宅駐車場 発


ドライバーは「ふ」氏

「ふ」氏は前回のレジアスエースでの旅の
「F」氏と同一人物だ

今回は彼のレジアスエースで旅に出る

となりのトッポちゃんはお休みだ
 
  23:40
「お」氏自宅 着
「お」氏は前回の旅での「K」氏と
同一人物だ

23:50 発

23:55
「か」氏自宅近辺の
コンビニエンスストア駐車場 着

「か」氏は「ふ」氏の友人で
本旅日記には初登場の人物だ
むさくるしい男4人の旅が始まる

2014年8月13日
0:05 発

「お」氏がいきなりドライバーを志望
街中では大きな車体を持て余し気味
だった
  廿日市インターチェンジから
山陽自動車道に乗る


「ふ」氏は早々と仮眠の態勢に入る

2014年7月1日で深夜割引50%が廃止され
割引率が30%に変更になった
休日割引が同じく30%なので
休日であれば無理をして深夜に走る
必要はなくなったわけだが・・・

深夜出発は
明くる日の観光が睡眠不足になるので
なるべく避けたいところだが
日程的に一泊減らしたいなら仕方がない

・・・が
今回はこのタイミングで出発したからこそ
悪天候の狭間を縫うことができた
  2;55

壇ノ浦パーキングエリア 着

道路上はそんなに混んでいなかったが
ここに来ると
今がお盆の期間中であることを
思い知らされるほどの大混雑だ

慣れない大きな車体をなんとか
隙間に詰め込むドライバー「お」氏

  壇ノ浦パーキングエリア(PA)は
本州の一番端っこのPAだけあって
九州に渡る前に休憩で寄る
ドライバーが多く
パーキングエリアなのに
サービスエリア(SA)並みの
施設の充実ぶりだ


ただし
PAなのでガソリンスタンドはない

夜中だというのに
お土産屋さんも
軽食コーナーもすべて開いていた
  関門大橋のライトが対岸の九州へと伸びている

何度も渡った橋だが
いつも旅の句読点のような役割を果たしてくれる
  次々と入ってるクルマを眺めながら小休止

3:17 発

ドライバーは引き続き「お」氏が担当
  「お」氏の安定したドライビングで快適走行

決して速くはないが
挙動を抑えた運転は安心して同乗していられる

旅に勝敗があるとすれば
無事に目的地にたどり着き
無事に帰った者の勝ち


車内では
「か」氏が持ち込んだ「○体戦士サン○ッド」の
DVDが流れ続けていた・・・・
  夜が白々と明けてきた

5:15
玉名パーキングエリア 着 


最近増えつつある
コンビニエンスストアがあるPAのひとつだ
   ここで朝食

鶏むすび 350円

全員睡眠不足


5:55 発

後部で仮眠していた「ふ」氏に
ドライバーチェンジ

以後は「ふ」氏が全行程を運転
  もうすぐ熊本市というところで
雨が落ち始めた

途中 6:10
北熊本サービスエリアにて給油
走行距離 410.2km
使用燃料 35.4リットル
燃費 11.27km/リットル

排気量3リットルのディーゼルエンジンに
2トン近い車重
おまけに4人乗車なので
燃費はこんなものだろう

昨今は軽油も
一昔前のハイオクガソリン並の
値段になってしまい
ディーゼルの経済的アドバンテージが
薄れてしまっている

 
  6:25
霧島ジャンクションから九州中央自動車道へ
小池高山インターチェンジで
高速道路を降りる

通行料金 6680円
(中型車 夜間割引30%)

国道443号線を南下
国道445号線で高千穂方面に向かう 
  どんどん標高が上がっていくのがわかる

インターチェンジから20分もしないうちに
すっかり高原の景色

  第一目標は通潤橋だ

通潤橋といえば
たまにニュースで観光放水のシーンを見たり
絵葉書で見たり
サザエさんのオープニングの観光地シリーズで
見たくらいのもので
どこにあるかも意識したことがなかった場所だ

知らないだけに新鮮な驚きがありそうで
わくわくしてくる
  7:17
通潤橋 駐車場 着

大の男が雁首揃えて案内地図に見入る

どうやら
通潤橋の上に来てしまったようだ

ここより少し下に道の駅があり
観光客はそちらから眺めるのが一般的のようだ

  とりあえず通潤橋に向かってみる

聞こえるのは
水の音と深い竹藪のざわめきと
足音だけ・・・

雲っているので刺すような日差しはないが
じっとりとした湿度が夏を感じさせる
  水路のそばにあるのは
町指定文化財 御小屋

通潤橋を作った時の現場小屋だそうだ
内部は史料館になっている 
  史料館に展示されている
布田保之助(ふたやすのすけ)の肖像画


通潤橋建設の中心人物だ

地元の惣庄屋だった保之助さんは
嘉永七年(1854,年)慢性的な水不足に悩む
白糸台地に水を送るために
近隣の農民や腕利きの石工集団である
種山石工衆の力を借りてこの通水橋を完成させた
  縁側から通潤橋が見える

保之助さんもここからこうして
現場監督をしていたのだろうか
  通潤橋は日本最大級の単アーチ式石橋で
昭和35年 国の重要文化財に指定されている

また
通潤橋を含む通潤用水は農林水産省の
疎水百選に選定されている

くまもとアートポリス選定既存建造物にも
選定されていて
今や熊本城と並び熊本県を代表する
建造物になっている
  目の前に現れた通潤橋
こうしてみるとただの道路に見えてしまう

この橋は対岸に渡るためのものではなく
あくまで通水橋なので手すりなどは存在しない

そのため余計に道路っぽく見えてしまう
  橋上には三筋の敷石が続いている

この下に石管の水路が三本通っているらしい
  恐る恐るのぞき込んでみる
 
高いーっ!!


さらに
注意書きによると
「縁石は固定されていません
誤って落っこちても責任持てません」と
明記されている

ちなみに
こんな状態でも今まで落っこちたマヌケは
ひとりもいないそうだ
  対岸に川に降りる道を発見
ようやく通潤橋の雄姿を拝める位置に立てた


これはすごい!
テレビや写真で見るのとは大違いの迫力だ
  長さ 75.6m
幅 6.3m
高さ 20.2m

橋上の人物と比べて
そのスケールをわかって頂けるだろうか
 

幕末に
こんな大規模な土木工事が可能だったなんて
信じられないくらいだ
  美しい曲線で積み上げられた石壁

最初にアーチ型の木枠を組んで
そこへ石を載せていったという

なんて緻密な仕事なんだ・・・

熊本城の石垣も手掛けた
種山石工衆の高い技術力の結晶だ

建設機械が発達した現在でも
これだけのものはなかなか作れないだろう
  「お」氏が橋の上から携帯で撮影している
  ゆるいカーブを描く五老ヶ滝川(緑川水系)

奥の建物は道の駅 通潤橋の施設
通潤橋史料館もここにある


川の曲がり角には保之助さんの銅像が
白糸台地の方向を向いて建っている
  通潤橋はただの水道橋ではない

高地である白糸台地に水を汲み上げる
動力を使わない「揚水装置」だ

こちらは
御小屋の建つ白糸台地の対岸にあたる
丘の上に作られた水門
  逆サイフォンの原理を利用して
丘の上の水門から水を流し
通潤橋を通って反対側(白糸台地側)の受水地に
湧き上がらせる仕組みになっている

学校で習う単純な科学実験が
実際に実用化されている興味深い建造物だ

  通潤橋の反対側を見ようと
細い道を降りていく 


木々の緑の中の
田の緑がやさしく映える
  花畑の向こうに浮かぶ通潤橋

あたりには桜の木も多く
季節によっていろんな衣装を纏ってくれるようだ 
  こちらから見ると
曲がりくねった川と道の駅の建物が
アーチの向こうに見えて印象ががらりと変わる

下流には落差50mの五老ヶ滝があり
石材はそこから調達されたらしい
  通潤橋の名物といえば
アーチ中央の開口部からの豪快な放水だ

本来は中のゴミや砂利を排出するために
一年に一度行われていたそうだが
現在は観光用の放水が主になって
田植えなどで水が必要な
ゴールデンウィーク明けから
7月までを除いて
土・日・祝日の正午に放水しているらしい

予約して10000円を支払えば
観光放水の日を除き
一日一回だけ放水してくれる
サービスもやっているそうだ
  帰り道
階段にハトが居座っている
近づいても逃げようとしない
こいつら来る時もここにいたなぁ

ここに住んでるのか?

階段を上がる間中
ハトと並んで歩く
  駐車場に戻るため
もう一度通潤橋を渡る

中央の排出口の上にある
グレーチングをのぞき込むと・・・・

・・・パイプがある

あのきれいな放水は
このパイプのおかげなのかな?

まあ
四角い開口部からでろでろと
水が噴き出すより
勢いよくアーチを描いてくれたほうが
観光客としてもうれしい


  8:25 発 
国道218号線を東進

高千穂峡を目指す


心配していた天気もなんとか持ちこたえている
  国道218号線から県道203号線へ

さらに進んで県道50号線に入る

狭くてぐにゃぐにゃの
四国チックな道になってきた
  9:15
高千穂峡 駐車場 着
駐車料金 500円 

渓谷らしい
むわっとした湿気に包まれている

早い時間にもかかわらず
観光客が多い


  駐車場のそばにある
高千穂峡淡水魚水族館


ヤマメやドンコなどの
五ヶ瀬川水系に棲息する淡水魚を中心に展示

珍しい銀マスなども見ることができる

入場料は大人300円
小・中学生 200円
  有名な真名井の滝

台風による大雨のためかなり増水している
  ボートのりばは増水のため水没
営業を中止していた

水上から真名井の滝に
近づいてみたかったんだけどなぁ・・・・
  高千穂峡は
70m〜100mの断崖が7kmに渡り続いており
1934年(昭和9年)11月10日
国の名勝・天然記念物に指定されている
  真名井の滝の水源である
おのころ池


日本神話では
イザナキとイザナミが池の真ん中にある島(岩)で
結婚式をあげたと言われている

・・・ずいぶんと窮屈な結婚式場だな
  でっかいコイが悠々と泳いでいる

観光客の投げる餌にも
あまり反応しない 


愛想のないやつだな・・・
  ・・・・なんだか変なカタチのコイがいるぞ

よく見たらチョウザメだった
ちょうど二種類が並んでじっとしていた

千歳で稚魚は見たことがあるが
成魚は初めてかも

このサイズだとどのくらい
キャビアがとれたりするのかな?
  観光ルートに沿って進んでみる

歩道は観光客でにぎわい
撮影ポイントには人だかりができている
  真名井の滝を上流側から見る

「水曜どうでしょう」の
「絵はがきの旅2」で登場した時と
同じアングルだ

まっすぐ柱のように立つ
柱状節理を
ここでも観ることができる
 
大地の力は硬い岩盤をも捻じ曲げる

「褶曲(しゅうきょく)」というそうだ

そのダイナミックさに圧倒される
  いろんな渓谷を見てきたつもりだったが
ここはなにからなにまでスケールが違う

皆が高千穂に行きたがる理由が
わかった気がした

ここは交通の不便をおしてでも
来る価値のある場所だ
  鬼八の力石 

案内看板によると
重量は約200トン

伝説によると
弟の神武天皇とともに大和に行った
高千穂神社の祭神
三毛入野命(ミケヌノミコト)が高千穂へ
帰ってきた時
この地で悪行を働いていた鬼八を退治した
その際鬼八が力自慢をするために
三毛入野命に投げつけた岩だそうだ

持ち上げて力自慢をする話は各地にあるが
神様に投げつけるとは大胆なヤツだ

しめ縄は乗っけてあるだけ
  仙人の屏風岩

高さ 約70m

柱状節理で出来た巨大な壁に圧倒される


昭和9年に付近一帯が名勝天然記念物に
指定されている


  槍飛橋の上から切り立った断崖の底を
流れる川をのぞき込む

槍飛橋は
高千穂峡の川幅の一番狭いところに
架かっている橋で
高千穂の三田井城落城の際に
ここに逃げてきた武者が
槍を使ってここを飛び越えようとした

いろんな飛び方でチャレンジしたらしく
結局
手前の岩に槍を突いて棒高跳びの要領で
飛び越えた者だけが成功したことから
この名前が付いたそうだ
  三段橋と呼ばれる
三本の橋が立体的に架かる様子を眺める
高千穂峡を代表するビューポイント

上から神都高千穂大橋(コンクリート橋)

高千穂大橋(鋼橋)

神橋(石橋)
  岩の上から川を撮影する「お」氏
  その足元は
断崖絶壁です・・・・
  さらに橋を渡る

こんな
なにげない橋だが・・・
  のぞき込むとこのとおり

険しくて
壮大な渓谷の風景が飛び込んでくる
  えぐれた円筒形の地形は
かめ穴ともポットホールとも呼ばれるものだ

案内看板によると
河床の岩盤のくぼみや割れ目に渦巻きを生じ
そのエネルギーによって穴ができて
その中に入り込んだ石が渦巻きによって
岩盤を削ることにより出来るそうだ

滴は長い年月をかけて石に穴を開けるが
石もぐりぐり回って岩を削る

気の長い自然の掘削工事だ
  日差しが出てきた

 右を向いても左を見ても
絶景ばかりなのでカメラマンチームは忙しい


  神橋のそばにやってきた

苔むして植物が生えている

上に見える近代的な橋との対比が面白い
 

神橋から見下ろす五ヶ瀬川

解説によると
阿蘇カルデラの噴火の際に
当時の五ヶ瀬川に火砕流が流れ込み
冷え固まって厚く積もったところを
再び五ヶ瀬川の浸食で削り取られて
この深いV字渓谷が出来たそうだ
  ここから次の目的地の
高千穂神社まで
徒歩15分で行けるようだが
ずっと険しい上り坂のようだ 


暑さで全員バテ気味なので
ここで駐車場に引き返して
クルマで向かうことにする
  ごうごうと
白く泡立つ激流

普段はもう少しおだやからしいが
荒々しい姿も魅力的だ
  来た道を戻る

日差しが出たのでとても蒸し暑く
階段を上ってくる人々の息は乱れている
  駐車場の前まで戻ってきた

「ふ」氏はだんごを買ってほおばっていたが
写真に写った最後の一個を落としてしまった

わたしは暑いので日向夏ソフトクリームを注文

ほどよい酸っぱさが暑気を払ってくれた
  10:45 発 

国道までの道はとにかく狭くて
タイミングが悪いと離合できない

駐車場を出て橋を渡ったところで対向車に
出くわしてしまい
ついに20mほど後退するハメになった
車体が大きいとこういう時に不利だ

しかも対向車は一台ではなく
連なってくるので避けても離合しきれない

一台出たら一台入れるように
交通整理していただけないものか・・・
  県道50号線から県道203号線に戻り
坂道を登っていく

10:55
高千穂神社 駐車場 着


にわかに天気が良くなり
真夏の太陽がジリジリと照りつける

歩いてきたら結構キツかっただろう・・・
  鳥居をくぐるとそこは別世界

夏の日差しは
やさしい木漏れ日に変わる 
  階段を登りきると
左手に秩父杉がそびえ立つ


樹高55m
樹齢800年の古木だ
源頼朝の代参として参拝した畠山重忠の
手によって植えられたと伝えられる

みやざきの巨樹百選に選ばれている

神々しいその姿に見入ってしまう
  高千穂神社の社殿

なにげにここも
「水曜どうでしょう」の「絵はがきの旅2」で
登場している

二本並んだ杉は「夫婦杉」と呼ばれ
幹がくっついているらしい

この杉の周りを手をつないで三回まわると
縁結びなどのご利益があるそうだ
  案内によると
御祭神は上古高千穂皇神
三毛入野命夫婦と八柱の御子を合祀して
十社大明神の神号で親しまれているそうだ

社殿の創建は垂仁天皇の時代とされている

天孫降臨や神武天皇ゆかりの地として
多くの皇族や領主から厚い支持と庇護を受け
現在では国の隆昌や縁結び
交通安全の神様として親しまれているという


  「神域」という言葉が最も見合う場所

言葉を止めて
じっとしていたい場所・・・

おみくじ引いたら大吉でした
 

11:17 発 
  国道218号線から県道7号線に乗り北上
  「天岩戸へようこそ」と書かれた
看板を撮りたかったのだが・・・・

咄嗟に撮影したので
「天岩戸へよう」 になってしまった・・・
  11:34
天岩戸神社 臨時駐車場 着


徒歩で天岩戸神社に向かう

天岩戸といえば
アマテラスオオミカミが籠った場所
日本神話に詳しくない人でも
このあたりだけは知っているほどメジャーな
エピソードだ

日本最初の引きこもりの記録・・・・だろうか?
  橋の欄干には
踊る巫女のような像が設置されている
プラモデルみたいなベタ塗装が
逆に良い味を出している

アマテラスオオミカミが籠る
天岩戸の前で踊った
アメノウズメの舞なのか?


「・・・・アメノウズメって
裸同然で踊ったんじゃなかったっけ?」と
「子供の疑問」が脳裏をよぎるが
神事でいちいち裸踊りをするわけにも
いかないだろうと「大人の納得」をする
  橋から下をのぞき込むと・・・

ここも高いー!! 

とかなんとか言いながら
のぞき込むのが好き
いちいちのぞき込まないと気がすまない

「○鹿と煙は高いところが好き」
  静かな門前の街並み 

魔除けだろうか
どの家も玄関戸の上に鬼の面が飾ってある
  天岩戸神社 

質素な木の鳥居が
ここの神聖さを際立たせる
  天岩戸神社 本殿
この社殿の裏側に川が流れていて
天岩戸はその対岸にあるようだ

天岩戸は
社務所で受付を済ませて
お祓いを受けてからでないと拝観できない

  変わった形の灯篭だ

撮影していると
聞きなれない爆音が空から響いてきた

ふと見上げると・・・

   オスプレイが二機
北に向かって飛び去っていった・・・


撮影したのは「お」氏

速度が速いので機体が見えたのは数秒間

わたしたちが空を見上げている間に
瞬時に機影を捉えていた


さすがプロのカメラマンだ
  ここで昼食を摂ることにした

店の数はそれほど多くないので
手近な食堂に入る
  宮崎だから
やっぱり鶏か?

「ふ」氏は鶏南蛮定食


わたしと「か」氏は鶏南蛮丼

漬物がなにげにうまかった・・・

ちなみに「お」氏はカツカレー

12:46 発
  国道218号線に戻り東進

時々小雨が降りかかる
  13:20
星雲大橋 駐車場 着

国道に架かる道路橋としては東洋一の規模

看板にも書いてあるが
高さ 137m 長さ 410m

写真では普通に見えてしまうが
とんでもない深さの渓谷に架かっている

実際に橋の上から
のぞき込むと・・・
  どひゃー!!

高いなんてもんじゃない!!

空だよ空っ!!

飛んでるって!!

道路を走ってるクルマが豆粒ほどに・・・・

さすが東洋一
恐れ入りました
  星雲橋のそばにある
道の駅 星雲橋の屋台で買った
うずら炭火焼
6羽 1000円


硬くて小骨が多く
独特の油のにおいがメンバーに不評だった

持って帰ってレンジで再加熱したら
油が抜けておいしく頂くことができた


13:45 発
  来た道を引き返し
熊本市内を目指す 


今回は橋の上から
のぞき込んでばかりいるような・・・・

このあたりの道路は
とても高い場所を通っていて
橋を渡るたびに深い谷底を眺めることになる

高所恐怖症の人にとってはイヤな道

「馬○の高上り」なわたしにとっては
橋を渡るたびにお楽しみタイムがやってくる
  最近見かけなくなった
シュラウド付き信号機

朝日や夕日でまぶしくて信号が見えなくなるのを
防止するものなので
東西に向いた信号だけについている

うちの近所でも
こいつを付けてほしい信号がいっぱいあるぞ

途中 14:30
早朝から連続で運転していた「ふ」氏の電池が
ついに切れた・・・・

道の駅 清和文楽邑で休憩
全員睡眠不足なのでしばし仮眠

15:00 発
  熊本市内に入る

路面電車が走っていて
広島人にとっては妙に親近感がある雰囲気
  街中を避けるため熊本駅前ではなく
熊本城の近くのホテルを取って
うまく市街地を回避したつもりだったが
着いてみると
ここも街のど真ん中だった・・・


一方通行が多くてなかなかホテルの前に
たどり着けない

グルグルと市内を何度もまわる

目の前に熊本城が見えていた

 
  17:00
東横イン 熊本城通り筋 着

車体が大きいため
ホテルの駐車場に入れないので
フロントで紹介してもらった青空駐車場に
クルマを停めに行く


  毎度おなじみ
東横インのシングルルーム
主要都市には必ずあるのでありがたいホテル

あまり安宿をとると酷い目に遭うということを
和歌山や鹿児島で思い知ったので
定宿に定めることにした


わたしは風呂に入って外出に備える
   壁には熊本城の絵

明日はゆっくりと熊本城を見物したいが
天気が心配なところだ
  17:30
ロビーに集合して
「ふ」氏がタウン誌で見つけた
居酒屋に行ってみることにする
  居酒屋 おもいで酒場

熊本と言えば馬刺し!

居酒屋の期間限定サービスで
県外から来た人には
馬刺しの盛り合わせと焼酎一杯を無料で
出してくれるという

県外から来た証明に
免許証を提示して持ってきてもらった

焼酎は白岳の「しろ」

馬刺しはとろけるような触感で
普段口にしているものとは大違いだった

これがホンモノというヤツなんですねぇ・・・
  もうひとつ
「熊本と言えば」の食べ物
辛子れんこん

広島ではほとんど食べる機会がない

細川家の虚弱体質の殿様に
精力をつけてもらうためと開発されたとか・・・


程よい辛さでご飯が欲しくなる
  おもいで酒場を出て
ここから自由行動

「お」 氏と「か」氏は街をしばらく見物して
ラーメンを食べてホテルに帰還

わたしと「ふ」氏は
夜の繁華街の現地調査へと向かった・・・・