そしてあとは割り切る

わたしのトッポBJは電動格納ミラーが装備されていない
後付してやろうと三菱のサービス部に相談したら
「メインハーネスごと交換になるからびっくりするほどの値段になりますよ」とのこと
配線図を見ると自作できないこともないが・・・・かなり手間がかかりそうだ

しかし、そこまでする必要があるだろうか?
わたしはリーチが長いのでシートベルトを外し窓を開ければ左側のドアミラーに
手が届く
たった三挙動の節約のためにダッシュやドアをバラしてカプラーを自作して
配線を這わせて・・・・

「や〜めた! いらない!」

そう決めてしまえばなんのことはない 電動格納でないことなんかどうでもよくなった・・・
世の中なにもかも思い通りに出来るわけじゃない
わたしのようなビンボー人が買えるものには限界があるし 借金してまでやろうとは思わない
理想的であっても物理的にはできないこともある
いくら高性能を求めたところでトッポBJにランエボのエンジンを載せることはできない
「できないこと」「費用対効果が低いこと」「きまぐれな物欲」は
「割り切る」ことですべて解決してしまう。

ピラーが邪魔で視界不良であれば特にその方向に気をつけて運転すればいい
他の心配をせっせと取り除いた分 そちらに傾注できるはずだ

ロードノイズや風切り音や雨音も旅のBGMと割り切る 
「自分は今雨の振る少し荒れた道を○○キロくらいで走っている」と実感できて結構じゃないか!w

妥協できないところは徹底的に改善するが「どっちでもいい」程度のことならそれは
とどのつまり「しなくてもいい」ということだ

大切なのはすべての問題点を洗い出し そして
すべてを解決しておくことだ

解決したということは 自分がその問題を認識しているということで 例えその方法が「割り切ること」であっても
きちんと結論が出ていることになるからだ
考えた末での割り切りならそれは立派な「結論」だが 考えずに「まあいいや」ではなんの意味もない

実際 ピラーによる視界不良問題も認識した上で「特にそっちに気をつけて運転する」という
結論も出ているので 今では無意識のうちにその方向を警戒する習慣がつきつつある

気になるところは放置しない 取り組んで結論を出す そうすると自分のクルマを知り尽くすことができる
弱点を知り尽くせば補える 知らなければそれはいつまでも弱点のまんま・・・・・

人とマシンとの信頼関係なくして長距離ツーリングの成功はあり得ない
そのための自問自答の切り札が「割り切ること」だと思うのだ

「このミラー電動格納じゃないの?」

「オレは手が届くからいらないんだよ!」


即答できれば解決だw