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風極の地とはよく言ったものだ
ここに立ってみると実感できる
ここの風は
「ヒュウヒュウ」と吹くのではなく
「ヒューーーーーーーーーーーー」
・・・・と 全く途切れることなく
吹き続ける
真冬に裸で扇風機の「強」モードで
風に当たり続けるようなものだ
どんどん体温を奪われていく |
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展望台から見た岬の突端
岩礁が冷たい波に洗われている
航行する船にとっては
地獄のトラップだろう・・・・ |
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岬の一番先のほうまで行ける道がある
降りようとすると・・・
前に進めない
身体を前に出す力と
風圧とが等しくなったため
その場で動きが止まってしまった |
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風の壁を押すように前進する
下り坂なのにずいぶん体力を使った
この断崖を風が唸りを上げて
昇ってくる |
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ここが襟裳岬の
観光客が行くことのできる
一番先端だ |
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突端の岩礁帯にはアザラシなども
生息しているらしい
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岬の先端には
遭難した船の慰霊碑
こんなところで難破したら
現代でも命はないだろう・・・
荒海と強風に立ち向った
海の男達に敬意を表したい |
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襟裳岬神社の社殿跡の碑も
立っている
こんなところに神社が建っていたとは
驚きだ
強風で社殿が傾きそうだし
屋根も何回も飛ばされたのでは
ないだろうか・・・
降りて来た坂を引き返す
今度は風に背中を押されて
上り坂なのに楽チンだった |
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駐車場のそばには
二軒続きのお土産物屋さんがあるだけ
「襟裳岬」の歌詞の通り
なにもない・・・
お店がないという意味ではなく
春が来ても寒風が吹きすさび
春らしい野の花や
桜が咲くわけでもない
春らしいものはなにもないほど
厳しい環境だというとこだ
歌の歌詞とは結構的を射てるもの
なのだな・・・・ |
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お土産物屋で買った
つぶ貝の佃煮と
アザラシ型のお菓子
これもまた
岬によくあるアイテムだな・・・ |
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北海道限定の
アポロチョコレート あずき味を発見
さっそく食べてみる
・・・チョコがあずきに負けている
10時37分 発 |
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来た道を引き返す
正面の丘の高台には
航空自衛隊のレーダー基地 |
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11時51分
道の駅 みついし 着
展望レストランで昼食 |
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みそラーメン
こういうところのラーメンにしては
うまかった
みそラーメンは野菜の鮮度と
みその品質が頼りなので
ハズすとかなりマズいものになる・・・・
12時42分 発 |
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静内に差し掛かると
そこには自衛隊の
対空射撃演習施設があった
北海道はどこに行っても
自衛隊だらけだ
しかし
地方都市の経済を支えているのも
自衛隊
近年の規模縮小で
駐屯地が撤退してしまう地域は
困惑している・・・・ |
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坂道の道端に必ずこの箱がある
・・・・ポスト?
近づいてみると
道路の凍結防止剤と
滑り止めの砂が収めてある箱だった
広島では袋のまま
道端に積み上げてあるが
こちらでそんなことをすると
雪に埋まってしまうからなぁ・・・ |
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日高はとにかく牧場だらけ
道の角ごとに
たくさんの牧場の看板が立ち並んでいる |
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14時03分
ローソン日高藤川インター前店 着
北国らしく入り口に防風室がついている
14時12分 発 |
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北海道は無料の高速道路が
たくさんある
制限速度は70〜80km/h
移動距離が長いので
こういう道があるとありがたい
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15時27分
道の駅 花ロードえにわ 着
近くのマックで夕食
出光恵庭バイパスSSにて給油
走行距離361.1km
21.91リットル給油
燃費 16.48km/リットル
今日はここで車中泊
明日はサプライズ敢行の日だ
うまくいくかな? |