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5:50 起床
今朝の車j窓
湿気てるねぇ〜 |
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車内温度は25.4℃
蒸し暑かった・・・
しかし
場所が良かったのか
よく眠れた |
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駐車場のはずれなので
人が通らないのが幸いだった
サービスエリアで眠れない原因は
トラックの出入りと人の往来だ
どちらも少なくてよかった・・・ |
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朝食は売店で買った
クロワッサン なまどら焼き
抹茶入りお茶 |
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サービスエリア内の
ガソリンスタンドで給油
走行距離 305.6km
給油量 18.52リットル
燃費 16.5km/リットル
燃料単価 162円
身支度を済ませて出発
6:55 発 |
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今日は天気が悪いらしい
せっかく太平洋に出るのになぁ・・・ |
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今日も
片側交互通行の連続
最初は鬱陶しかったけど
さすがに慣れた |
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雨が本格的に降り始めた |
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郡山ジャンクションで
磐越道に乗り換える |
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いわきジャンクションで
常盤自動車道に乗る |
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トンネルの中で渋滞
何事かと思ったら
片側交互通行の手前で
事故っていた |
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茨城に入ると
嘘のように晴れた
日立南太田インターチェンジで
一般道に降りる |
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国道6号線を南下
周りを水戸ナンバーのクルマで
囲まれる |
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9;51 セブンイレブン 東海石神外宿店 着
さすがにここまで南下してくると暑い
飲み物補給
10:00 発
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123kmで東京の表示が出た
関東に入った実感が湧く |
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10:05
セルフジョイ イナダで給油
走行距離 253.6km
給油量 19.11リットル
燃費 13.27km/lリットル
燃料単価 157円
やけに燃費が悪いが
何が原因かよくからない
そんなに飛ばした覚えはないのだが・・・
10:10発 |
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国道51号線を南下 |
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10:50 大洗通過
大洗といえば海水浴場か
ここから北海道苫小牧行きの
フェリーが出ているらしい |
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そうそう
大洗には原発の研究所があったな
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走っていると道端の家のほとんどが
生垣に囲まれていることに気づく
海が近いからかな?
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11:29
鹿島サッカースタジアム前を通過
鹿島アントラーズの本拠地だな
サンフレッチェ広島は
国体の時に作ったスタジアムを
使っていて専用スタジアムを
持っていない
旧広島市民球場跡地に建てようという
計画があるらしいが実現しそうにない
こんな立派な本拠地があると
モチベーションの高さが違うだろうな・・・ |
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茨城県と千葉県の県境である
銚子大橋が見えてきた
ここまでくれば
犬吠埼はもうすぐだ |
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銚子大橋で利根川を渡る |
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銚子大橋を渡って左折
県道224号線に乗り
銚子電鉄の踏切を渡って海岸線に出ると
白い灯台が見えた |
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12:45
犬吠埼灯台前 着
雲ひとつ無い青空に
純白の灯台が映える
天気が良過ぎて暑い〜!! |
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おだやかな太平洋から
やさしい潮風が吹いてくる
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灯台を一周する遊歩道を歩いてみる |
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下の岩場は
遊歩道が整備されているが
崩れる恐れがあるので
立ち入り禁止だそうだ |
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霧信号所(霧笛)は
2008年(平成20年)3月31日
100年の歴史を閉じた
閉鎖に当たって最後の霧笛を鳴らす
お別れ式典が開かれたそうだ
そういえば
納沙布岬にも霧信号所があったなぁ
今ではすべての霧笛は廃止されて
電波管制に切り替わっているそうだ |
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北側の浜は
君ヶ浜しおさい公園
大きな浜だが遊泳禁止だそうだ |
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ポストまで白い!! |
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犬吠埼灯台
塔高 31.3m
初点灯 1874年(明治7年)11月15日
レンガ造
光達距離 19.5海里(36km)
;レンズ 第一等フレネル式
日本を代表する灯台のひとつで
歴史文化財的価値が高く
Aランクの保存灯台に指定されている
また「世界の灯台100選」
「日本の灯台50選」にも選ばれており
2010年に国の有形文化財に指定された
入場料は200円
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犬吠埼の南側に見えるのは
長崎鼻
日本で一番早く
初日の出が拝める場所として有名 |
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長崎鼻の突先端の岩礁に立つ塔は
長崎鼻一ノ島照射灯
灯台ではなく灯票だが
塔高21mの立派な建築物だ |
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こちらは
デファレンシャルGPSのアンテナ
高さは50.2m
デファレンシャルGPS(DGPS)とは
GPSシステム(公証位置精度100m)を
位置精度10mまで向上させ
GPS衛星の故障などの異常発生を
ただちに利用者に知らせるシステムで
有効範囲は200km
要するにGPSのサポートシステムだ
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思わぬ晴天にびっくりしたが
ここもまた
想像以上に良い所だった
13:00 発 |
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近くに犬吠埼マリンパークがある
水族館好きだけど
今回は断念・・・
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次は房総半島の最南端 野島崎だ
その前に
ちょっとだけ覗いてみようかな・・・
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13:30 九十九里浜 駐車場 着
うわさの九十九里浜はどんなものか見物
ちょっとだけ |
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おー
こんな感じでずーっと浜が続いてるわけか
「長さは九十九里もない」とかよく言われるが
あるんじゃないか?
えーと
日本の1里は3.9kmだから・・・
99をかけると・・・386.1km?!
いや・・さすがにそんなにないだろ
中国では1里は500mだから
99×0.5=49.5km
ありますっ!!
九十九里ありますっ!! |
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ちなみに
九十九里浜の謂れは
源頼朝が6町(659.4m)を1里として
1里ごとに矢を立てていったところ
99本立ったという伝承から
九十九里浜と呼ばれるようになったそうだ
最近よく見かけるようになった
津波の注意表示
元禄地震の時と同じ規模の津波が来たら
青い線の高さまでくる
これだけ高ければ人間はおろか
トッポだって流されるな・・・・
13:35 発 |
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国道126号線を南下していく |
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このあたりはサーフィンのメッカ
街道沿いにサーフショップが立ち並ぶ
男性は上半身裸は当たり前
みんな松崎しげるのごとく真っ黒に日焼けしている |
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いすみ市 御宿町 勝浦市 鴨川市を通過して
南房総市に入る
千葉県は道路が良いので
長い距離を走ってもあまり疲れない
なにより
海が見えるから・・・ |
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ようやく突端が近づいてきた
あれが野間崎かな? |
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16:40 野島崎灯台前 着
ロータリーを一周してみるが駐車スペースは
見当たらない
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ロータリーを出た道端に駐車場はあった
さっそく散策開始
ここも独特の顔を持つ灯台だな・・・ |
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歩いて灯台に向かう
灯台は森の向こう側か?
お土産物屋さんはすでにみな閉まっている |
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いろんなタイプの漁船が上架されている
海産物の種類が豊富な証拠だ |
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こんなところに厳島神社が・・・
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緑の路地の奥に灯台が聳え立つ
八角形をした特徴あるボディ
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灯台の下は公園になっているようなので
行ってみる |
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野島崎灯台
塔高 29m
初点灯 1870年1月19日(旧暦明治2年12月18日
光達距離 17海里(32km)
コンクリート造;
レンズ 第二等フレネル式)
「日本の灯台50選」に選ばれ国の有形文化財に指定されている
歴史の古い灯台で1866年(慶応2年)5月
米・英・仏・蘭の4ヶ国と交わした条約により建設を約束した
8つの灯台のひとつだ
関東大震災や太平洋戦争で倒壊したが
その都度再建されている |
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遊歩道が岬の端の岩場まで続いている
岩の上にあるのは白いベンチのようだ |
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房総半島最南端の碑
この形は・・・・
千葉県だから落花生・・・・
ピーナッツか? |
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こちらの野島崎霧信号所も
犬吠埼と同様に廃止されて建物だけか残っている |
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夕陽に照らされて赤く染まる岩
打ち寄せる波
水平線・・・
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岩の上にあった白いベンチの傍から撮影
岬全体が公園として整備されている |
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朝日と夕陽の見える岬か・・・
太平洋に突き出た房総半島ならではの景色というわけだ |
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・・・それはともかく
この白いベンチを地元民であろうおっさんが
占領してしまって動こうとしない
観光客や夕陽を見に来たカップルが
近づき難い雰囲気を醸し出していてる
実際あきらめて帰っていく人もいた
オレはそこへズカズカよじ登って
目の前で写真撮ってやったぜぇ
おっさんちょっとビビッてたぜぇ
ワイルドだろぉ〜?
(賞味期限切れのギャグをかます)
こういうものは観光資源なんだから
地元民が占領しちゃダメだろ・・・ |
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帰る途中に妙な場所を見つけた
伝説の岩屋? |
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その岩屋を覗いてみると・・・
・・・タコ?
説明板の記述を要約すると
源頼朝がここで願掛けをしていると雨が降ってきて
この岩屋で雨宿りをした
ここが後に「頼朝公の隠れ岩」と呼ばれ
海神である大ダコを祀って豊漁を祈ったという
タコの前にあるアワビに願を掛けた賽銭を
投げ入れれば成就間違いなし!!
・・・・とのことだ
おもしろいのはその後に
「タコに向かって強くコインを投げないでください
願いを叶えるには心の優しさと思いやりが必要です」と
書かれていることだ
誰か壊したか?タコ・・・
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影が長〜く伸びて
でんでんでんでん!
ちょ〜こべ〜!
(トシがバレる) |
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とにかく
おっさんを差し引いても
ここも思いのほかステキな場所だった
考えてみると
千葉県に来たの初めてだ・・・・
よく「旅に出ると視野が広がる」というが
あれはウソだ
旅に出ると行ったところに愛着が生まれ
それが執着に変る
だから
旅を始めたら「行ったことのないところ」を
常に目指すべきだと思う |
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なぜかトビウオのモニュメント
いわくありげでなさそうな・・・ |
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さあ
ここからが問題だ
この近くの道の駅に泊まるか
それとも今夜中に東京湾を渡るか・・・
渡るにしても
フェリーか高速道路か・・・
「着いてから決めよう」と思ったものは
着いたって決まらないのだ!
決まっているのは
次の目的地が静岡県の御前崎だということだけだった
17:12 発 |
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とりあえず
東京湾フェリーの桟橋まで行ってみることにする |
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東京湾を渡るとしたら
道の駅は箱根まで行かないとない
箱根あたりの道の駅となると
たぶんトラックが占領してるんじゃないかな
そうなったらその先で探すしかない
あるのかなぁ・・・・?
「うみほたる」見たいけど
渡った先が川崎じゃあ都心部突破にならないし・・・・
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途中
ユニクロに寄りTシャツ2枚購入
思いのほか暑かったので
Tシャツの交換が早くて足りなくなった
コインランドリーで洗濯してると
時間とお金がかかるからね |
http://motor.geocities.jp/tab |
世界一ダサいマフラー発見!
学校のストーブの煙突か? |
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18:23
東京湾フェリー桟橋 着
フロントで聞いてみると「乗れる」とのこと
特に予約はいらないそうだ
料金も3040円と格安
乗ることにする |
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船を待つ間に給油と食料調達を済ませる
走行距離 229.7km
給油量 18.20リットル
燃費 12.62km/リットル
燃料単価 158円
となりにあったセブンイレブン富津浜金谷店で
ジューシー焼きそば 298円
スコールアイスバー 62円
アクエリアス 147円
朝食用に
ミックスサンド 150円
明治牛乳 113円を購入 |
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車内で焼きそばを貪り食いながら
ふと視線を上げると
すでに船が入港してきたところだった!
ちょっと待ってくれ〜!!
慌てて残りを口に放り込む
落ち着かない夕食だ
数台のクルマが降りると
乗船はすぐに始まった
待ってくれぇ〜
まだアイスが・・・・ |
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19:30
乗船
見た目より大きな船だった |
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しかし
広い車輌甲板はガラ空き・・・・
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船内は広々としていて売店も営業していた
慌てて焼きそば食うことなかったなぁ
一緒に買ったアイスは溶けちゃったし・・・ |
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見慣れない食べ物があったので
注文してみる
いかしんじょう 220円
イカのすり身に衣をつけて揚げたものらしい
食べてみると中身が柔らかくてホクホクしてて
うまい!
売店のお姐さんの話だと
久里浜のあたりの食べ物らしい |
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デッキに上がってみると
多くの人数を収容できる広いスペースが
開放されていた
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東京湾クルーズでもやるのかな?
デッキにはビアガーデンが出来るような設備が
整っている
マストから伸びる電飾もそれっぽいな
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19時30分
定刻に出港
さらば房総半島
今回は船でどんどんショートカット
もはや
「ワープしている」といってもいいだろう |
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ウロウロしてるともう久里浜が見えてきた |
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わずか45分の船旅
寝るヒマもなし
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まずは横須賀市を突破
人口の多い都市は運転に気を遣う
知らない土地なので
ローカルルールもわからない
そもそも都会が嫌いなわたしにとって
ここが正念場だ |
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県道27号線で葉山町を通過
わたしのような田舎者でも
聞いたことのある地名ばかりだ
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稲村ヶ崎も江ノ島も真っ暗さ・・・
茅ヶ崎の直線道路では
走り屋の小僧どもがうるさかったさ・・・
富士山なんてぜんぜん見えないさ・・・
ああ
暗黒の首都圏突破 |
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日付が変り
2013年9月14日
0:24
ローソンに寄り休憩
さすがにもう疲れたなぁ・・・
箱根の道の駅で泊まれるのか?
いざとなったらどこでもいいから寝ちゃおか?
0:38 発 |
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ついに箱根の峠越えにかかった
しかし
夜中に来ると箱根は
ただのストレスロードだった
周りは見えないわ
トラックは遅いわ・・・・
これだったら
旧箱根峠を越えて芦ノ湖に出ればよかった
ようやく道の駅 はこねに到着
案の定
トラックで占領されていてクルマを停める
隙間もない
先に行くしかないのか・・・
しかし
行けども行けども泊まれる場所は
見つからない・・・・ |
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・・・あれ?
着いちゃったじゃないかっ!!
01:31
御前崎灯台前 駐車場 着
星空を一筋の光が規則正しく横切る・・・
いや・・・
着いちゃダメだろ・・・・ |
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とうとう御前崎まで来てしまった
もう車中泊キットを展開する元気もない
このまま運手席で眠ろうと努力する
室温は28℃
窓を閉めては暑くて眠れない
窓を開けたままシートに埋まる
風呂に入りたい・・・
オリオン座の前を悠然と過ぎていく
光の帯を見つめながら意識が遠退いていった・・・ |