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午前4時30分
明るくて目が覚める
東方の朝は早い
どうやらアドレナリンは分泌停止に
なってくれたようだ
アタマもすっきり
ホテルで朝食を摂り
午前8時 出発
午前8時18分
北斗市郊外のSSで給油
走行距離223.2km
14.0リットル給油
燃費15.94km/リットル
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午前9時
道の駅 森で休憩
「ドラケーキ」という
ドラ焼きとケーキの
ハーフみたいなものを食う
・・・えーと
ドラ焼きみたいなケーキでしたw
午前9時8分 出発
空はどんよりと曇っている |
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国道5号線をどんどん北上して行く
霧がかかってきた
こちらの人はこんなに広い道を
きっちりと法定速度+αで走る
車間距離も十分にとる
割り込みもしない
やはり冬に過酷な条件で
ドライビングしてる人たちは
「自分を守る術」をよく
心得てるんだなぁ・・・・
広島のド外道運転が恥ずかしく
なってくる・・・ |
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右手に太平洋
晴れていればもっとなぁ〜
でも水平線が見えて
いい眺めだ
瀬戸内海だとなかなか
水平線が見えないからね
当初は道内の移動も
高速道を使うつもりだったが
一般道にして大正解だった
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午前10時52分
道の駅 とようら 休憩
豊浦といえばイチゴの産地だ
売店でいくつか
おもしろそうなものを買う
午前11時 出発
・・・あ
イチゴ食ってねぇ! |
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伊達から453号線に乗り換え
洞爺湖を経由
276号線に乗り支笏湖を経由して
千歳市に入るルートを選択
途中 洞爺湖の傍にある
昭和新山が見えてくる
時間もあるので
ちょっと行ってみようと思ったら
分岐をスルーしてしまった
・・・・まあいいか
思いつきだしw
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・・・するとほどなく
「登別→」 の案内標識発見
オロフレ峠方面とある
なんの躊躇もなく右折
「峠」の一文字に誘われたw
それに登別は「クマ牧場」!!
北海道に来てクマとキツネを見ずして
なんとする!!
走ってみると道幅は広く
白樺の林が左右に広がって
実に爽快&快走ルートだった
無理しない程度に
「ちょっといいペース」で走る |
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午前11時52分
オロフレ峠展望台 休憩&展望
うわー!!
絶景だ!!
雄大な北海道の山並みと木々
ひんやりとした新鮮な空気
人もほとんどいなーい!
誘われて良かったw
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ここで各地で買い集めた
ヘンな飲み物を撮影する
左から
ピートサイダー
白樺ラムネ
ハスカップラムネ
イチゴラムネ
メロンラムネ
イカスミラムネ
一本 150円〜250円
ふっふっふっ
帰ったら会社の女性陣に
実験台になってもらおうw
ちなみにピートサイダーは
なんともいえないほのかな甘さで
とても美味しかった |
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わたしがガキのころ
両親が北海道に旅行に行った
(ガキは置き去りにされたw)
その時のお土産がアイヌの民話集だった
なんとなくそれが脳裏にあって
五稜郭の売店でこの本を見かけて
気がつくと買っていたw
一冊 630円
非常に興味深い民話の数々は
巨大生物からお色気話まで
実にバラエティに富んでいる
アイヌの人々が常に神々を身近に感じて
暮らしていたこともわかる
いまでも枕元に置いて
読み返している |
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地名入り看板の前が空いたので
さっそく移動して記念撮影
正午 出発
登別側の下り道はタイトコーナーも多く
路面も結構荒れていた
前を走っているバイクが
何度もスリップダウンしそうになるので
ヒヤヒヤしながら車間を開けてついて行く
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午後12時16分
登別ロープウェイ前駐車場着
駐車場代500円
駐車場係のおじさんが
クマ牧場への行き方を
丁寧に教えてくれたw
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ここからロープウェイで登った先が
登別クマ牧場だ
一度来てみたかったんだよ
ちなみにこの建物の売店は
クマグッズで溢れかえっている
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入場料はロープウェイ往復込みで
2520円
券を買い二階に上がると
奥にロープウェイの乗り場が見えてくる
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ん?
なんだか疲れたクマが・・・・
元気出せよ! |
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急勾配を登っていくロープウェイ
数十人が乗る大きなゴンドラではなく
8人乗りの小さなゴンドラが
たくさん行き交っているタイプ
時々貨物用のゴンドラも通過していく
客が少ないので一台丸ごと独り占めだ!
わっはっはっ!
なんだかまた霧が濃くなってきたぞ |
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おっ!
気になる看板を発見したっちゃ!
後で食ってみるっちゃ! |
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と、バカなことを言ってるうちに
霧はどんどん濃くなって
この有様・・・・
なんにも見えませーん!!
つーか、ちょっと怖いぞ・・・・
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頂上駅に到着
濃霧と小雨で姿は見えないが
クマの鳴き声が聞こえてくる
記念撮影用オブジェ
こういうのを見ると
思わず跨ってみたくなるが
お尻が濡れそうなので
やめておこう・・・・ |
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濃霧の中のクマ
カラスに囲まれているが
ちゃんと生きてますw
クマに限らず
野生動物は余計なエネルギーを
消費しないようによく寝るそうだ
わたしも似たような理由をつけては
家でゴロゴロしてる・・・・
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「ひとの檻」という施設に入る
人間のほうが檻に入ることで
クマを間近で見ることができる
通路の横には
「くまくまクイズ」みたいなパネル
奥のロッカーで
クマにやるエサを販売している
2袋で200円
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「どうも、クマです」
うえっ!でっかい・・・
こんなのに森で出会ったら
ぜったい勝てないな・・・・
ガラス越しでもすごい迫力
動作はもっそりとスローだが
突然すばやく動いたりする
野生動物だなぁ
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お子様の傍の筒のようなものは
エサ発射機である
発射機といっても遠くには飛ばない
先ほどのクマのエサを入れ
ピストンでエサを押し出してやると
発射口をくわえて待っているクマが
エサにありつくというわけだ
もちろんわたしもやりましたw
待っているクマをじらすため
時間差攻撃をかけていると
「ふっ!」と
クマが発射機に息を吹き込んでくる |
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こちらは別のクマ
立ち上がり
前足をクイクイと動かして
エサをおねだりしている
貴様!
クマのプライドは
どこに捨ててきたんだ!
・・・・と、
後で飼育員さんに聞いたら
ここで生まれ育ったクマらしい
失礼しました |
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ウチがうわさのラム丼だっちゃ!
850円だっちゃ!
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食堂と同じ建物内にある
ヒグマ博物館に入ってみる
クマは「完全生物」だという
野生で生きるために完成した
自然界が生んだ生き物の中でも
最高傑作というわけだ
骨格だけ見てもこのたくましさ!
まるで恐竜だ・・・
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こちらは伝統的なアイヌの
狩猟道具を展示してあるコーナー
わたしは子供の頃本で読んだ
アイヌの仕掛け弓「アマッポ」に
興味がある
優秀な狩猟民族だったんだなぁ |
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すぐ近くに併設されている
アイヌの部落(コタン)を再現した
ユーカラの里
濃霧のおかげですごく雰囲気が
出ていい感じだった
霧も悪くないね |
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ロープウェイで降りていくと
だんだん霧が晴れてきた
トッポちゃんが見えるぞ
自分のクルマを上空から見る機会は
あんまりないので撮影w
それにしても
どこに置いてても一発でわかる
カタチしてるな・・・・
降りて来た途端 放送があった
「ただいまからユーカラの里において
アイヌの伝統的な舞踊の実演を行います
ぜひご覧下さ〜い!!」
なんというジャストタイミング!
・・・・・降りる前に言ってよww
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午後1時30分
登別を出発
苫小牧経由で千歳に向かう
北海道のひたすらまっすぐで
平坦で広い道をゆったりと走る
ああ、これを走りたくてここまで
来たのだ・・・・ |
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午後3時
千歳市内 ホテルホーリン着
ここでちょっと昔の面影を求めて
市内をうろついてみる
・・・・この通りにはかつてアーケードがあり
千歳の名物ラーメン店
「突撃ラーメン」があった
ラーメンを30分以内に3杯食べるとタダ
5杯食べると一年間タダ!!
何度もチャレンジしたがダメだったなぁw
現地の人に聞くと
アーケードは老朽化が進んで
取り壊したそうだ
突撃ラーメンはほんの一年前に
閉店したらしい
あああっ、来るのが遅かったー!!!
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自衛官時代に通ってた居酒屋も
とっくの昔になくなっていた
ここはもう自分がいた頃の千歳とは別の街だ
思い出を辿ると失うものが多いけど
失うことも現在(いま)を生きていく上での
ひとつの「けじめ」なのかも
しれないですね・・・
こうして三日目は暮れていった
明日は懐かしの東千歳駐屯地を
やっと訪ねることができる・・・・
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